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子育て応援講座「熱が出たときどうする?」

<お話の要点>

・子どもの様子を判断するために、日ごろから子どもがどういう様子が普通なのかを見ておくことが大事。

 「くう・ねる・あそぶ」の視点から状況が変化しているかを見てみよう。

・熱には「発熱」と「うつ熱」という種類がある。

 「発熱」は、人が本来持っている病気等への対応プログラムの正常な反応。生体防御機能によって体温が上昇するので、無理に下げないほうがいい。

 「うつ熱」とは、外部要因によって体温が上昇している状態で、体の放熱機能以上の熱がたまっている状態。熱中症や、体の放熱機能が低下しているときに起こり、すぐに体温を下げるための処置が必要。(危険)

・病気には内因性疾病と外因性疾病がある。

 内因性疾病とは、その人がもともと持っている先天性疾病が胎外に出た(生まれた)ときに適応できずに疾病として現れるもの。乳児が死亡する割合は、内因性疾病のほうが高い。

 外因性疾病は、病原菌の感染やケガ等によってもたらされる外部からもたらされるもの。