<講演内容>
☆「五感」で脳を育む食育
・味覚(舌で味わう)
・視覚(目で見る)
・嗅覚(鼻で嗅ぐ)
・触覚(手や口で触れる)
・聴覚(耳で聞く)
☆味覚に関して
・子どもは本能的に「甘み・うまみ・塩味」を好み、「酸味・苦み(辛味)」を嫌う
・子どもの味覚の発達
・産まれてすぐ・・・甘みを感じる
・3か月頃・・・・・塩味を感じる~
塩味を好きになる(4・5か月以降)
※始めに薄味に慣らさないと、食べなく傾向もある
☆病みつきになる味
・油・砂糖 ・・・とりすぎると生活習慣病に
・うまみ ・・・昆布(グルタミン酸)
かつお節、煮干し(イノシン酸)
しいたけ(グアニル酸)
やさい(グルタミン酸)
貝類(コハク酸)
※旨味は2個以上のうまみが混合したとき、それぞれの味の強さ以上に強くなる
☆和食は「水」の料理
煮る、蒸す、ゆでる、生で食べる
☆健康的な日本食のかたち
①多様性:いろいろな食材で作る
②形式 :主食・主菜・副菜の組み合わせ(一汁三菜)
③調理法:生食・蒸す・ゆでる・煮る
④調味料:塩・発酵系調味料(酒・醤油・味噌など)